2019年2月1日金曜日

グリーンカフェにたくさんの方がお越しくださいました

 1月26日(土)は時々吹雪が舞う寒い日でしたが、予定どおり統合失調症情報ステーショングリーンカフェを開催することができました。
 定員をうわまわる33名のご参加があり、ミニ講演、当事者の発表、ミニコンサート&カフェというプログラムで情報を得、楽しまれていました。
 「作業療法の紹介~人は作業をすることで元気になれる~」という一般社団法人京都府作業療法士会会長の平山聡さんのミニ講演では、作業療法とはどういうものか、その意義などについて詳しく知ることができ、DVDで元気になられた方のお話も伺うことができました。
 長期に精神科病院に入院されている方の退院にむけてサポートを行なっている「なっちゃん」は、これまでのその一生懸命な生き方やお仕事、ソフトバレーボール、たくさんのおともだちとの交流などをリカバリーストーリーとしてご発表いただきました。その一生懸命な生き方や前向きな姿勢に、感動と力をいただくことができました。
 家族会の野地会長が、教育で精神疾患が取り入れられるようになったこと、まだまだ高齢者や他の障害者の施策に比べると遅れているので要望していこうと発言をされていました。
 ミニコンサートでは、認知症や自閉症の方に音楽療法をされている石丸紀子さんが、クラッシックやポップ、歌謡曲など幅広いジャンルの曲をピアノで弾いてくださいました。手拍子や合唱もし、大変楽しかったです。ドリンク・焼き菓子をいただきながらのこころ暖まる、癒しの時間でした。
 個別相談に入る前に岡本クリニックメンタルケア室の岡本先生から社会資源のお話がありました。
 医療とどうつながったらよいのか、家族としてどう対応すればよいか、デイケの利用はどうしたら、働きたいなど13名の方から相談がありました。ACT-K、一般社団法人ライフラボしぽふぁーれ、京都障害者就業・生活支援センター、京都精神保健福祉推進家族会連合会、一般社団法人京都府作業療法士会、岡本クリニックメンタルケア室、京都市中部障害者地域生活支援センター「なごやか」と、たくさんの関係機関のご協力をいただき、相談に応じることができました。
 広報やご支援をいただきました京都新聞社、京都新聞社会福祉事業団にも御礼を申し上げます。
 またチラシやポスターの掲載をしていただきました医療機関や病院、社会福祉協議会、区役所などにも感謝申し上げます。
 今回は他府県からのご参加もあり、このような気楽に情報を得られて、相談できる場が必要なのではないかと思わされました。
 平成31年度も継続して開催する予定にしています。

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